実際どうなの?話題の「共有婚」をした花嫁に直撃インタビュー!
結婚式の準備やイベントを友人たちと共に行う「共有婚」。作業をシェア(共有)することから「シェアド婚」と呼ばれることもある、ここ数年トレンドになりつつあるウェディングのスタイルです。
目次
話題の共有婚、もっと詳しく知りたい!
新郎新婦が列席者をもてなすといった従来の結婚式とは少し異なり、親しくしている一部の列席者には準備段階から手伝ってもらうなど、参加型ウェディングのようなイメージです。
新郎新婦がデザインやIT系に強い友人にプロフィールムービーを頼んだり、ファッションセンスのある友人に衣装選びを手伝ってもらったり、披露宴当日は新郎新婦のふたりもゲストと同じテーブルで食事をするなどして、ゲストとの絆を深めるというものです。
幸せをみんなで共有しながらお祝いできる、共有婚。思い出に残るウェディングとして注目されているそうですよ。
実際どうなの? 共有婚をした友人に話を聞いてみました
2007年に、今でいうところの「共有婚」をした東京都に住むHさん(34歳)。筆者の中学時代からの友人です。
当日、彼女の指先に施された美しいブライダルネイルは、Hさんの親しくしているネイリストでゲストの友人が担当。私自身もゲストではありましたが、ウェディングケーキ制作担当として参加しました。
まさに「共有婚の先駆者」とも言えそうなHさんに、お話を伺ってみましょう。
「私たちのことを全然知らない人にお願いするよりも、仲良しの友達に協力してもらえたら、感動も大きいし、思い出にもなるのではないかと思い、その当時には存在しなかった『共有婚』というスタイルを夫婦で選びました。それに、そんなウェディングスタイルは自分たちにピッタリだと思いました。また、初めて会った友達同士や、懐かしい友達が楽しそうにしてくれていたことも印象に残っています」(Hさん)
続いて、Hさんのウェディングに出席した筆者の感想を…。
「小柄でキュートなHさんのイメージに合ったウェディングケーキを作る工程はとても楽しく、また感慨深くもありました。Hさんの大切な人生の1ページを共有させていただき、大変嬉しかったです。ウェディング当日のHさんのブライダルネイルはとてもキレイで、そこから彼女の友人たちと話が盛り上がったりもしました! 私自身、これまで出席した中で一番記憶に残るウェディングでした」
結婚する側、参加する側、どちらにとっても記憶に残る「共有婚」。ビジネスライクにはなりますが、のちのち面倒なことにならないためにも、準備段階などで発生する金額などに関しては、新郎新婦と事前に話し合っておくと良いかもしれませんね。
Photo by shtterstock