【やまとなでしこ世界で恋をする】シンガポールの男性諸君、ロマンスがお金で買えるなんて大間違いよ!
みなさん、ハロ〜! 恋愛体質なアラサー女子・イヴォンヌ麗です。外国人との恋愛経験をもとに、筆者の独断と偏見に基づく「外国人との恋愛体験談」を国別に紹介していきます。今回は、超近代的な都市国家「シンガポール」のお話です。
目次
シンガポールは出会いの宝庫!?
シンガポールは、中華系、マレー系、インド系などの人々が暮らす多民族国家です。東京23区とほぼ同じ大きさながら、国内には外資系企業や金融機関、娯楽施設やショッピングモールが密集。ビジネスや海外旅行先として人気の高い、アジア有数の先進国です。シンガポール人の7割以上は中華系ということもあり、現地で出会う確率の高さでは中華系シンガポーリアンかと思われがちですが、欧米や日本人駐在員との出会いも多いのがシンガポールの特徴です。
中華系シンガポーリアンとの出会いは「足ツボマッサージ店」
各国のビジネスマンと親しくなりやすい環境にあるものの、ここはやはりシンガポール人と交友関係を築いた方が文化的と言えるかも? シンガポールに長期滞在中、そんなことを漠然と考えていたある日。足ツボマッサージ店で隣になった、スマートな中華系シンガポーリアンの男性と会話が弾み、後日ディナーをすることに。
ロマンスは「お金」で買える?
彼曰く「シンガポールで一番おいしい」というタイ料理店に出向くと、テーブルには彼セレクトのメニューがずらり! 「この店で一番高い料理を中心に選んだから、きっと君にも満足してもらえると思う」とはにかみながら言うのです。「値段が高い=最高」という考えに、カルチャーショック・・・。
料理を取り分けてくれるなどジェントルマンな彼でしたが、私が「◯◯に行った」と言えば「旅費が結構かかったんじゃない?」、「先日に現地で食べたイタリアンがおいしかった」と言えば「どこのイタリアン? 何を食べたの? どんな雰囲気の店だった?」ではなく「いくら払った?」と、会話の中心はお金。「世の中お金で買えない幸せだってあるのよ」と、虚しく感じたのでした。
シンガポールで男性がモテる条件は「5C」
とりわけ中華系・インド系の男性は「金持ち=モテる」と認識している人が多いようです。
シンガポールには「5C」という物質主義的な考えが定着しており、このCは「コンドミニアム(プールやジム付きの高級マンション)・カー(車)・キャッシュ(現金)・クレジットカード・カントリークラブ」の頭文字をとったもの。 これらの条件を満たしている男性は間違いなくモテるのです。同じCなら「コメディアン」な彼の方がずっと楽しそうだけれど・・・!
近頃では5Cの捉え方も変わってきているようですが、深く根付いた考え方はなかなか変わらない気もしますよね。みなさんはシンガポールのような、条件重視の恋愛や結婚についてどう感じましたか?
条件に合致した相手とフィーリングが合えば一番よいのでしょうが、「愛する気持ち」も大切にしたいですよね。
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