成婚ストーリー

第23話

「過去との離別」

プロフィール

和恵さん(仮名)

今度こそ幸せになりたい。でも、神奈川に固執するあまり…。

35歳 神奈川県在住 趣味はゴルフ、スノーボード、野球観戦、映画鑑賞。小学校教員。結婚歴あ...
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今度こそ幸せになりたい。でも、神奈川に固執するあまり…。

35歳 神奈川県在住 趣味はゴルフ、スノーボード、野球観戦、映画鑑賞。小学校教員。結婚歴あり。 幸せになりたいという気持ちはあるが、前夫との結婚生活が影響し人に対する不信感が。さらに環境を変えることに臆病で、暮らし慣れた神奈川限定でパートナーを探したいとの意向も。結果が出ないまま3年の月日が流れたが、気持ちを切り替えて参加した都内のイベントで佑司と出会う。時間をかけて愛を育み、成婚退会へ。紹介数94名。コンタクト数17名。入会から35ヶ月で成婚退会へ。

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佑司さん(仮名)

おおらかで優しい人柄。でも、頼りないと誤解されがちで…。

38歳 東京都在住 趣味は読書、映画鑑賞。SI会社勤務。誰に対しても態度が変わらない、おお...
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おおらかで優しい人柄。でも、頼りないと誤解されがちで…。

38歳 東京都在住 趣味は読書、映画鑑賞。SI会社勤務。誰に対しても態度が変わらない、おおらかで優しい人柄。 男性が多い職場のため、出会いに恵まれずパートナーエージェントに入会。仕事は好きで熱意もあるが、女性を前にすると、照れくささからネガティブな発言が。イベントで和恵に出会い一目惚れ。ネガティブ発言がマイナスに働き、5ヶ月の交際期間を経ても関係が進展しなかったが、コンシェルジュのサポートのもと成婚退会へ。紹介数67名。コンタクト数13名。入会から23ヶ月で成婚退会へ。

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ストーリー

「過去との離別」

前夫との離婚により、
新しい一歩を踏み出せずにいた女性。
心の傷を癒し、新天地へと背中を押した
コンシェルジュの対応とは。

過去の呪縛
小学校の教員である和恵は明るく気だての良い女性である。しかしコンシェルジュの下川は、彼女の気丈なふるまいに隠された不安を感じとっていた。和恵には前夫との結婚生活の中で暴力をふるわれた過去がある。子どもがほしくて再婚を考えているものの、心の傷はまだ癒えていないようで、パートナーに求める条件には「自分と同じ神奈川在住の男性」と書かれていた。知り合いのいない土地に移りたくない、いざというときに駆けつけてくれる人がいる地元で暮らしたい、そんな心理が働いているようだ。和恵の気持ちに寄り添いたいと感じる一方で、下川には迷いもあった。エリアで紹介を制限することは、和恵の幸せにつながるのだろうか。過去の呪縛に打ち勝つサポートをし、無条件で、相手の胸に飛び込みたくなる男性との出会いをつくることが自分の使命ではないかと考えたのだ。
一歩を踏み出す勇気
下川は、紹介者の半数を神奈川在住の男性、残りはエリアを限定せずに紹介することを提案した。希望条件外の男性を紹介することで活動が長引く可能性があったが、その間に少しでも過去の呪縛から解き放たれてほしいとの想いも伝えた。その言葉に和恵はうなずき、焦らずに、心から信頼できるパートナーを探す決意を固めてくれた。そうして1年、2年と月日が流れた頃。あるイベントが開催されることが決まった。神奈川に住んでいる人だけを対象にしたパーティだ。大きな期待とともに参加した和恵だったが、終了後の感想を聞いて下川は胸を熱くした。「下川さんのアドバイスが、やっと理解できました。神奈川在住の男性が集まっているのを目にした瞬間、不思議な気分になったんです。なんというか…狭い世界だなって。エリアを限定してパートナーを探すことに疑問を感じたというか…」。和恵の気持ちに変化が生じたのだ。一歩を踏み出す心の準備が整った。「和恵さん、もっと、たくさんの方と会いましょう」下川の提案に、和恵は笑顔でうなずいた。
優しいけれど、頼りにならない?
和恵と佑司が出会ったのは、都内で行われたパーティだった。佑司は都内在住のシステムエンジニア。優しくて大らかな人柄は、和恵を安心させ、すぐに交際が成立した。週に1度のデートをコンスタントに重ねていたため、下川と佑司の担当コンシェルジュは「成婚退会も近いのでは?」と期待感を募らせていた。ところが交際期間が5ヶ月となっても成婚退会の話が出ないばかりか、久しぶりに下川を訪ねた和恵の表情が暗い。理由を聞くと「佑司さん、なんだか頼りなくて…」とうつむく。優しくて、和恵のことを一番に考えてくれるのはいいのだが、仕事の話となると「いつも上司に怒られます」「忙しくて心が折れそうです」と頼もしさに欠ける発言が目立つという。教員として仕事に情熱を燃やす和恵には、なかなか理解できないようだ。しかし、下川は「佑司さんは、いざというときに決断できる、とても頼もしい方だと思いますよ」と笑顔で返した。
言葉の裏にある本音とは
「頼もしさ」「強さ」は、はかりづらい。強気の発言が自信のなさの裏返しであったり、お金払いの良さが虚栄心の成せる技であったり。結婚後にまったく違う顔がのぞき、戸惑うこともある。だからこそ、相手の言葉や態度に表れない部分に目を向ける必要があると下川は伝えた。そして佑司の担当コンシェルジュから聞いた話を続けた。「佑司さんは『和恵さんの心の傷が癒えるまで、いくらでも待ちます』とおっしゃっているそうですよ。おふたりの交際が決まると同時にほかの紹介はストップされて、それから5ヶ月間ずっと和恵さん一筋。佑司さんは決断力と、不安に打ち勝つ強さをお持ちだと思います」。下川の話に、和恵はハッとした。その様子を確認し、下川はさらに「そもそも男性は、心を許した女性の前だと甘えた発言が出てしまうものです。言葉をそのまま受け止めず、その裏にある本音を引き出してみてはいかがですか?」と笑顔で結んだ。
新しい世界へ
下川のアドバイスが功を奏し、和恵と佑司の成婚退会が決まった。懸案だった「佑司の頼りなさ」は、やはり和恵への甘えと、照れから生じていたものだったという。本音を引き出すコミュニケーションを心がけたところ、佑司の仕事に対する情熱が垣間見え、それが和恵の心に火をつけたのだ。来月には籍を入れて、新居を構えるという。そしてその新居は、和恵が入会当初にこだわっていた神奈川ではなく、佑司の職場に近い都内だという。不安どころか、新しい生活に期待を膨らませる和恵。そんな彼女を優しい眼差しで見つめる佑司。下川はふたりを前に、過去の呪縛を自ら解き放った和恵の強さと、彼女の心の準備が整うまで待ち続けた佑司の強さを讃えたいと感じたのだった。
成婚につながる活動術担当コンシェルジュからのアドバイス

譲れないポイントだけを決めて活動する。出会いの確率が、ぐっと高まります。

和恵さんが神奈川在住の男性と限定したように、理想のパートナーや結婚生活を思い描くうちに、条件が具体的、かつ限定的になる傾向があります。もちろん、ある程度の条件はご紹介の目安として必要ですが、厳しすぎると出会いは遠のいてしまいます。絶対に譲れないポイントを絞って活動することで、可能性を広げましょう。また、佑司さんのように、ネガティブ発言をされる男性は少なくありません。「弱い部分も含め、母性的な愛で受け止めてほしい」という声も聞きますが、親しくなる前からそのようなアプローチをすると女性はひいてしまいます。とくにファーストコンタクトの際はご注意を。たとえ謙遜から発せられた言葉でも、初めてお会いする相手に真意は伝わりづらいものです。信頼関係が築かれるまでは、弱音はぐっと堪え、お相手が不快に感じないコミュニケーションを心がけましょう。

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