QOM総研

vol.85

結婚するなら“三合”女性がいい!
今どき男性が求める結婚相手は
ステータスより「性格」「価値観」「好み」が合う女性
〜“三合”女性とケンカのない穏やかな結婚生活を送りたい〜

成婚率にこだわる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(証券コード:東証マザーズ6181、本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、https://www.p-a.jp/、以下パートナーエージェント)は、25〜34歳の独身男性360人に対し「結婚相手に求める条件」に関するアンケート調査を実施いたしました。

<調査背景>
パートナーエージェントでは2012年に男性が結婚相手の女性に求める条件についての調査を行い、「仕事・家事の機会は【平等】 年収は【対等】 身長・年齢は【同等】」の「三等」女性が理想のパートナー像であるという結果を発表しました。(https://www.p-a.jp/research/report_17.html)5年が経過した現在、男性の理想はどのように変化しているのでしょうか。結婚相手の女性に求める条件について、20代後半〜30代前半の男性を対象に、再び調査してみました。

結婚するなら性格(55.3%)・価値観(49.2%)・好み(46.9%)が合う人
今求められるのは“三合”女性

Q.あなたが結婚相手に求めることは何ですか?(n=360) ※ 必須回答・複数回答可
男性が結婚相手の女性に求める条件について、予備調査にて「結婚したい」と回答した25〜34歳の独身男性に、まずは結婚相手にどんなことを求めるか答えてもらいました。

トップは「性格が合う」で55.3%。2位の「思いやりがある」(51.9%)に続いて、3位は「価値観が合う」(49.2%)、6位に「好みが合う」(46.9%)、7位に「金銭感覚が合う」(42.5%)と、上位7項目中4項目が“○○が合う”という条件になりました。
特に「性格が合う」「価値観が合う」「好みが合う」の3項目については、男性のおよそ2人に1人が条件として選んでいることになります。
グラフ1

6割以上の男性が「性格が合う」かどうかを重要視。結婚は愛よりも性格?

Q.結婚相手について、あなたの考えを教えてください(n=360) ※ 必須回答
先程の調査結果で最も多く選ばれた「性格が合う」という条件について、さらに詳しく聞いてみました。Aの項目とBの項目、それぞれどちらを重視して結婚相手を選びたいか答えてもらいました。

61.9%の男性が「愛があっても性格が合わないと難しい」を選びました。反対に「愛があればどんな性格でも受け入れられる」を選んだのは16.7%でした。
また、「できればケンカせず穏やかに生活したい」は69.7%。多くの男性が性格が合う相手とケンカのない平穏な結婚生活を送りたいと考えていることが分かります。
グラフ2
価値観についてはどうでしょうか。同じくAの項目とBの項目、それぞれどちらかを選択してもらいました。

「価値観が似たような人と結婚した方が楽」(73.3%)、「お互い大切にしているもの・ことが合っている人がいい」(74.2%)がどちらも7割を超えているところを見ると、価値観が合うかどうかを重視する人は多いようです。
グラフ3

「食・味の好みが似ている相手がいい」(55.8%)、「夫婦で話し合ってお互い納得したお金の使い方をしたい」(58.9%)。食事も財布も共にする夫婦だからこそ大切な条件

続いて「好みが合う」、「金銭感覚が合う」についても、結婚したい男性がどんな考えを持っているか掘り下げてみました。
「食・味の好みが似ている相手がいい」を選んだ男性は55.8%でした。特に好みの中でも、食生活は毎日のこと。食事を共にする夫婦だからこそ、食や味の好みが合うかどうかも重要な条件のひとつのようです。
グラフ4
最近では共働き世帯も増え、夫婦それぞれに収入があることが当たり前となってきていますが、「夫婦で話し合ってお互い納得したお金の使い方をしたい」(58.9%)と考えている人が半数を超えました。夫婦のどちらか一方が家計を管理するのではなく、お互いが納得したお金の使い方をしたいということであれば、やはり金銭感覚が合うかどうかも必要な条件となってくるのではないでしょうか。
グラフ5


昭和のお見合い全盛期には相手の家柄や家事能力で、恋愛結婚が一般的となった現代でも、少し前までは見た目や学歴、職歴などのステータスで相手を選ぶ傾向があったと言われています。
上位の項目のほとんどが性格に関する条件となった今回の調査結果を見ると、結婚相手に求めるものが大きく変化してきていると考えられます。今どきの「結婚したい」と望んでいる男性からは、女性としての役割や魅力よりも、共に人生を歩む上での居心地の良さ、一緒にいたいと思えることこそが、理想のパートナーとして求められることなのかもしれません。

関連記事

TOP