婚活総合研究所

vol.45

年収格差が婚活意欲に大きな影響。年収300万円未満の婚活率 は、年収600万円以上の半分以下だった。〜婚活しない理由、年収300万円未満は「そもそも結婚する気がない」「金銭的な余裕がない」、年収600万円以上は「仕事が忙しく時間がない」〜

成婚率にこだわる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(証券コード:東証マザーズ6181、本社:東京都品川区、代表取締役社長:佐藤茂、http://www.p-a.jp/、以下パートナーエージェント)は「生活環境による婚活意識の違い」に関するアンケート調査を実施いたしました。

<調査背景>
生涯未婚率が上昇を続け、2010年時点で男性20.14%、女性10.61%(国立社会保障・人口問題研究所「人口統計資料2014」) にまで達し、政府・地方自治体主導で婚活を支援する取り組みが進められるようになってきました。 一方、こうした動きに対して「いくら婚活支援してくれても、年収が上がらないと結婚する気にならない」といった声も聞こえてきています。年収差が広がり、格差は拡大していると言われていますが、未婚男性の婚活意欲にどのような影響を与えているのでしょうか。未婚男性の年収と婚活について調査してみました。

30代未婚男性の年収、51.6%が300~500万円

年収と婚活率の関係性について調査するに当たり、公務員か会社員で、未婚の30代男性に年収を聞いてみました。「答えたくない」という回答者を除外した割合を見ると、30代未婚男性の年収は300万円未満が23.6%、300万円以上600万円未満が63.7%、600万円以上が12.7%となりました。特に300万円台(28.4%)と400万円台(23.1%)の比率が高くなっています。

年収300万円未満グループの婚活率(9.2%)は、年収600万円以上グループ(22.7%)の半分以下に

続いて、年収と婚活状況の関係性について、調べてみた結果が次のグラフです。「300万円未満」(婚活率:9.2%、婚活経験率:18.5%)、「300万円以上600万円未満」(婚活率:16.9%、婚活経験率:28.8%)、「600万円以上」(婚活率:22.7%、婚活経験率:32.7%)という3つのグループで、婚活率の差が大きくなっています。

年収グループ別の「婚活しない理由」、300万円未満グループの約2割が「金銭的な余裕がないから」

さらに、婚活未経験者に対して婚活をしてこなかった理由を複数回答方式で質問し、「300万円未満」「300万円以上600万円未満」「600万円以上」という年収グループ別に集計してみました。 その結果、年収が「300万円未満」のグループで他グループよりも多く選ばれた項目は、「そもそも結婚する気がないから」(43.1%)と「有料の婚活サービスを利用する金銭的な余裕がないから」(17.0%)。 一方、「600万円以上」のグループでは、「仕事が忙しく、婚活のために使う時間がないから」(23.9%)を選ぶ回答者が多くなりました。

結婚する気がないのは、年収300万~600万円グループ「1人の方が気楽・自由だから」、年収600万円以上グループ「キャリア・夢が最優先」「1人の女性に縛られたくない」

婚活をしてこなかった理由を尋ねた際、「そもそも結婚する気がないから」を選んだ回答者が多かったので、回答者の一部に対して、なぜ「そもそも結婚する気がない」のか、追加調査を試みました。 集まった回答を見ると、「300万円未満」グループでは「特に理由はない」(33.3%)を選んだ回答者が多く、「300万円以上600万円未満」グループでは「1人の方が気楽・自由だから」(62.3%)や「配偶者の実家との家族・親戚付き合いが不安・面倒だから」(15.6%)が目立ち、「600万円以上」グループでは「自分のキャリア・夢を最優先に考えたいから」(14.3%)や「1人の女性に縛られたくないから」(28.6%)、「『結婚は人生の墓場』など、結婚についてよくない情報を耳にするから」(14.3%)といった理由が多くなりました。

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