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毎日のハグは「いい習慣」。文化の違いを受け入れ、許容し合う茂木夫妻

毎日のキスやハグ、「アイ ラブ ユー」は2人にとって当たり前の習慣

森本 千賀子(株式会社morich 代表取締役社長。以下、森本)

森本

日本とアメリカ、お二人はそれぞれ別の国・文化で育ってきたわけですが、日常生活の中で、育ってきた文化の違いを感じることはありますか?

茂木 桂樹(以下、茂木)

茂木

ありきたりかもですが、愛情表現がとても豊かだと感じますね。たとえば朝起きたらとりあえずキス、仕事に行くときや帰宅したときもキス、それから家の中ですれ違うときに特に理由はないけどハグ、みたいな感じです。

正直最初は、忙しいときは「今ハグか」みたいに思うこともありましたが、もう慣れたので「いい習慣だな」と感じています。

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平田 恵(タメニー株式会社(旧株式会社パートナーエージェント)広報担当。以下、平田)

平田

お2人にとって、キスやハグなどの習慣が、夫婦生活にどのような影響を与えていると思いますか?

茂木

僕は日本の片田舎で生まれ育ったので、もともとハグする習慣がありませんでした。海外に行くようになって友人とはハグするようになりましたが、夫婦やカップルのハグとはちょっと違いますからね。サマンサと結婚してハグする習慣ができるまで、自分から積極的にハグしようとは思ったことはほとんどないですね。

それがサマンサとハグするようになって、ハグするとなんだか落ち着くことが分かったんです。サマンサも、ハグすると落ち着くそうですよ。海外では、ハグにはメディテーション(瞑想)のような効果があり、心安らぐ行為だと認識されているところもあるみたいですね。

ただ最近は、僕たちに子どもが生まれて、お互い子どもを抱っこする時間が増えました。なかなか夫婦でハグすることができなくなってきたので、子どもが寝ている間に、意識的にハグするようにしています。あとは子どもを間に挟んでハグっていうのもいいですよ。

森本

サマンサさんのご両親も、日常的にハグされているのですか?

サマンサ

父と母はあまりしていませんが、2人とも私にはよくハグしてくれます(笑)

森本

茂木様のご両親はいかがですか?

茂木

もちろんしませんよ(笑)両親がハグしていたら驚きますし、僕がハグしたら両親は引くと思います。いやもしかしたら感動するのかな。ちょっと未知ですね。

森本

その点は文化の違いと言えそうですね。

キスやハグを毎日する習慣があるのなら、お2人は「アイ ラブ ユー」と伝え合うことも多そうですね。

茂木

はい、少なくとも朝と夜は必ず「アイ ラブ ユー」、それ以外にも出掛ける時とかに「アイ ラブ ユー」です。「アイ ラブ ユー」という言葉は、「愛している」と日本語で言うよりも言いやすいですよね。「愛している」は月に1度くらいならいいかもですが、1日2回以上は僕個人的にはおなかいっぱいです(笑)サマンサは僕以上に、気が向いたときに「アイ ラブ ユー」と言ってくれます。

サマンサ

ふと「今、言わなきゃ」と思うときがあるんです。

茂木

サマンサとメールやチャットで連絡するときも、最後は「ラブ ユー」で終わることが多いですね。

森本

私の夫は幼少期にアメリカに住んでいたので、付き合っている間はメールの最後に必ず「ウィズ ラブ ユー」と書いてくれていました。いつの間にか書かれなくなってしまいましたが(笑)

平田

日本人同士の場合、「言わなくても伝わるだろう」と考えてしまいがちですよね。

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茂木

僕も以前は「いちいち言わなくても分かるでしょ?」と思っていました。「言葉より行動だ」と。

けれど最近は、言葉も大事だと感じています。言葉にするから、伝わることもある。なので僕たちは、今後も「アイ ラブ ユー」と言い続けます!

日本でも普及し始めた家事代行やベビーシッター。母親が幸せであるためにできること

平田

お2人を見ていると、とても自然でいられる関係を築いていらっしゃると感じます。良い関係でいられるように、お2人が普段から気を付けていらっしゃることはありますか?

サマンサ

寛容であることです。私は日本語のネイティブスピーカーではありませんし、彼も英語のネイティブスピーカーではありません。ですから、お互いの言っていることを完全に理解できないことがあっても、仕方ないと考えるようにしています。

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茂木

英語の細かいニュアンスが分からないので、意図せずに僕がきついことを言ってしまっている場合もあると思うのですが、サマンサは許してくれます。

森本

家事の分担はどのようにされていますか?

茂木

基本的には、できる方がしています。最近、サマンサはひたすら授乳しなくてはいけないので、僕が料理を作ることが多いです。

平田

森本さんのご家庭では、夫婦の家事分担について、どのように決めていますか?

森本

夫は私の仕事を応援してくれていますし、「家事はできる方がやればいい。できなければ家事代行サービスに頼めばいい」と言ってくれます。海外で過ごしていたからか、彼は家庭についての考え方がおおらかなんです。

茂木

海外ではベビーシッターや家事代行が普及していますし、最近は日本でも普及し始めていますね。旦那様の考え方は、柔軟で素晴らしいと思います。

森本

彼は、私が幸せでいることが家族の幸せだと思っているみたいです。私には「自分が幸せでいることを選択して」と言ってくれますし、それを最大限サポートするのが自分の役割だと考えているようです。

茂木

子どもが生まれて、僕も同じように考えるようになりました。母親が幸せであることが一番大切だと思います。父親が幸せでなくとも、母親が幸せであれば家庭はどうにかなる(笑)。でも母親が幸せでなければ、家族全員が幸せでなくなる可能性が高い、という仮説です。ちなみに僕は幸せですよ!。

自分と違うから惹かれた。パートナーと違うところが新鮮で刺激的