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QOM総研

vol.3

意外と知らない異性の本音
良かれと思ってしたことがかえって裏目に...
〜バレンタイン直前・男女の本音意識調査。〜

<調査背景>
街に溢れるハート柄のディスプレイや、雑誌の手作りチョコレート特集記事。店頭に並ぶ、いつもはお目にかかれないチョコレートなど、いやがうえにも周囲は「バレンタインモード突入」なこの時期。
「女性から愛を告白する日」として定着した感のあるバレンタインデーだが、一方では「義理チョコしかあげたことがない」といった話も聞く。
そこで、結婚相談所や結婚相手紹介サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(新宿区・代表取締役 佐藤 茂)では、20代~30代の未婚男女1,202名に向けて「バレンタインに関する意識調査」を実施した。

実は半数以上が「経験なし」。バレンタインデーの告白

バレンタインデーには、恋する女性が好きな男性に愛を告白する日・・・まるで当たり前のように思われているが、実際に告白をする人はどれくらいいるのだろうか?
「今までバレンタインデーに告白をした(された)ことがありますか?」という問いに対しては、半分以上の男女が「ない」と回答した(図1)。
恋愛イベントとして定着しているバレンタインだが、実際には正しく利用している人は「若干少数派」といえそうだ。

バレンタインデーのとらえ方に男女の差

では、「バレンタインデーを何の日と捉えるか?」については、一部に男女の差が見られた(図3)。
本来は、製菓会社が「好きな人に告白する日」と設定づけた日ではあるのだが、上記の結果を反映するように「好きな人に告白する日」として現在も活用する男女は共に少なく、むしろ「恋人や夫婦の愛情を確認する日」と回答した人の方が多く見られた。
特徴的な傾向として、男性は「製菓会社が作った単なるキャンペーンの日」と、そのままの意味で考えている人が半数近くなのに対し、女性は「家族への感謝を表す日」「お中元やお歳暮と同じような義理事の日」と回答している人も多く、総じて解釈の幅が分散していることから、「物事をそのまま受け取りがちな男性と、プラスアルファの意味合いを持たせたがる女性」という姿が浮かび上がりそうだ。

女性の「大失敗」と、男性の「嫌だ・困った思い出」はリンクするのか?

そんなバレンタインの思い出、女性の「大失敗だった」思い出として圧倒的に多かったのは、「(ラッピングを含む)チョコの仕上がり」に関するものだった(表1:男性では4位)。「チョコを入れた鞄を、うっかりヒーターの上に置いてしまい、ドロドロになった」「手作りチョコの中に入れるアーモンドに、父の酒のつまみを使ったらとんでもなくまずかった」など、期待したものが出来なかった時の落胆は印象に残るようだ。
一方、男性が「嫌だった・困った」として一番多く挙げたのが「人前で渡された事」。「学校の靴箱でみんながいる前で渡された。死ぬほど恥ずかしかった」「影から女の子の同僚が大勢で見ていた」など、甘酸っぱい思い出の1ページと取れなくもないが、男性にとっては死ぬほど恥ずかしいものらしい。

次いで多かった「自宅に突然来た」も、「家の前に来られた。玄関先で友人や親が後ろで遠目に見ていて、あとで冷やかされるかと思うと辛かった。」「自宅のポストに入れられており、家族に見られた」「彼女がいるのに自宅に来られて大変だった」など、最後の回答はともかく、やはり恥ずかしい事が男性にとっては一番つらいと言えそうだ。その他にも、女性が良かれと思ってしていることが、男性にとってはマイナスなエピソードも寄せられた(表2,3)。

今年のバレンタインデー、片思いの相手に告白するつもりの人も、彼氏にプレゼントするつもりの人も、こんな彼らの「本音」を意識してみてはどうだろうか。

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