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「婚活」から「結婚2.0」へ ~ ”婚活の母”が提唱する新たな結婚観

「婚活」から「結婚2.0」へ ~ ”婚活の母”が提唱する新たな結婚観
白河 桃子
白河 桃子少子化ジャーナリスト・作家、相模女子大学客員教授。
内閣官房「働き方改革実現会議」有識者議員。
森本 千賀子
森本 千賀子株式会社morich代表取締役、オールラウンダーエージェント
佐藤 茂
佐藤 茂タメニー株式会社(旧株式会社パートナーエージェント) 代表取締役社長
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白河 桃子
白河 桃子(しらかわ とうこ)少子化ジャーナリスト・作家、相模女子大学客員教授、昭和女子大学総合教育センター客員教授。内閣官房「働き方改革実現会議」有識者議員。
慶應義塾大学文学部社会学専攻卒。住友商事、リーマン・ブラザーズを経て、ジャーナリスト・作家として独立。2008年に中央大学の山田昌弘教授と共同執筆した『「婚活」時代』をきっかけとして、「婚活」はユーキャン新語・流行語大賞に2年連続でノミネート。「婚活」という概念が、社会で広く認知されるようになった。
主な著書は『御社の働き方改革、ここが間違ってます!』(PHP新書)、『「逃げ恥」にみる結婚の経済学』(毎日新聞出版)「後悔しない『産む』X『働く』」(ポプラ新書)など。
森本 千賀子
森本 千賀子(もりもと ちかこ)株式会社morich代表取締役、オールラウンダーエージェント。
獨協大学外国語学部英語学科卒業後、リクルート人材センター(現リクルートキャリア)に入社。転職エージェントとして、人材戦略コンサルティング、採用支援サポート全般を手がけ、2000人超の転職に携わる。設立以来の累計売上実績は社内トップ、リクルート社内表彰・主要賞の受賞回数は30回超にも及ぶ。
プライベートでは毎朝3時に起床し、自分の時間を確保しながら、現在中二と小三の2男の母として育児を楽しむ。
主な著書に『No.1営業ウーマンの「朝3時起き」でトリプルハッピーに生きる本』(幻冬舎)など。
佐藤 茂
佐藤 茂(さとう しげる)タメニー株式会社(旧株式会社パートナーエージェント)代表取締役社長。
駒澤大学経営学部在学時から広告代理店・株式会社オプトでアルバイトとして働き、卒業後に入社。大手結婚相談所へ転職し、マーケティング担当取締役として広告戦略等を担当する。その後、株式会社テイクアンドギヴ・ニーズに入社。結婚情報サービス事業を手掛ける子会社として旧株式会社パートナーエージェントを立ち上げ、2008年にMEBOによって親会社から独立。2015年、東証マザーズへ上場を果たす。
現在、パートナーエージェントの会員数は約1万2000名、婚活支援サービス業界で成婚率No.1を誇る。

「平成」の次となる“新しい時代”が間もなく訪れるのを機に、“新しい時代”の結婚観や家庭観を考えるヒントをご紹介していくために開始した本企画、第1回目のゲストとして「婚活」ブームの生みの親とも言える白河桃子様をお迎えしました。

白河様と中央大学の山田昌弘教授が『「婚活」時代』を著してから10年が経ち、「婚活」という概念が広まった結果、社会にはどのような変化が表われたのでしょうか。前回は白河様に、「婚活」誕生から10年が経った現状の分析と、「婚活」誕生後の時代を過ごして20代を迎えた若者の価値観に関する考察を伺いました。

今回は前回に続き、白河様との対談の内容をお伝えしていきます。“新しい時代”により幸せな結婚・家庭を実現するには、どのようなことが必要だと白河様は考えているのでしょうか。

これからの時代、幸せな家庭を築くのに必要な“結婚2.0”型の考え方