QOM総研

vol.12

87.5%の親が子供の結婚を望んでいる!
「子供の結婚準備」貯金をしている親は45.9%!
〜「子供の理想の結婚相手」男性:「向井理」女性:「安めぐみ」〜

成婚コンシェルジュによる婚活支援サービスを展開する株式会社パートナーエージェント(本社:東京都品川区、代表取締役:佐藤茂、以下パートナーエージェント)は、お見合いを手伝うために利用しやすいサービスの展開を見据え、親が考える子供の結婚についてアンケート調査しました。

<調査背景>
2012年も早一ヶ月が過ぎました。ふるさとに帰省し、家族で過ごした時間も多いと思われる年末年始、独身の子供と「結婚を望む」親との間で「結婚」の話はどう扱われるのでしょうか。
生涯未婚率の上昇に拍車をかける不安定な雇用や、価値観の多様化による晩婚化が謳われる昨今、結婚は当人のみの努力で達成するのが困難な時代になったのかもしれません。そんな中、今後弊社のサービスとして、親御さまがご子息・ご令嬢の婚活やお見合いを手伝うために利用しやすいサービスの展開を見据え、親が考える子供の結婚についてアンケート調査しました。

やっぱり子供には、結婚してほしい!

子供の結婚について、「結婚してほしい」「できれば結婚してほしい」「結婚しないでほしい」「どちらでもよい」の4択で聞いたところ、「結婚してほしい」が57.9%、「できれば結婚してほしい」が29.6%となりました。

子供の結婚を望む親は87.5%という高い割合になり、やはり独身のお子さまの結婚を心配する様子が浮き彫りになりました。

意外とこだわらない?贅沢言わない?お相手の職業や容姿は許容の範囲内!

親に対し、子供の結婚相手に対して、どこまで許容できるかについて質問しました。

その結果、「職業」「容姿」については約6割の親が許容できる条件であることが分かりました。とりわけ職業に関しては、昨今の景況感を映してか、「職についていれば特にこだわらない」といった傾向があるように思われます。また、昔は重視されていたような「家柄」については、最近では半数近い47.8%の親が許容できると回答しており、より「人柄」を重視するようになったのではないかと思われます。

一方で、ご令嬢より低い所得(子供が女性の方のみ回答)であることや、夫が家庭を守る「主夫」に対しては抵抗があるようで、許容できる条件としては未だ厳しいようです。

子供が大変なのは重々承知!親御さまも身にしみる景気の悪さと婚活事情

子供が結婚しないのは「経済力に不安がある」というのを最も大きい理由としてあげられました。非正規雇用が増えたことや、正社員であっても保証されたボーナスなどは望みがたい状況で、結婚ではなくその後の生活を営むことができるかが、親も心配される点だということが分かります。

また「仕事が忙しい」ために、結婚にいたるまでのお付き合いをしている暇がないというのも、親も承知しているようです。

親族や知人がお世話してくれたのも昔の話…

昔はご近所に一人くらいはいた、お節介焼きの仲人おばさんも、今はめっきり減っている様相。子供が結婚していないことでプレッシャーをかけられたことも、結婚相手を紹介されたことも、全体の6分の1以下と低めでした。

「出すぎた真似」と感じるのか、もはや結婚は親族知人も厄介してくれない時代であることがうかがえます。

「せめて子供の結婚資金くらいは…。」その驚愕の貯蓄金額!なんと300万円超!

結婚相手を探すのも大変な時代。そんな中、婚活をクリアしてきた子供に「せめて結婚資金くらいは…。」と、結婚資金を貯蓄していると回答した親は半数近く(45.9%)いました。

いつか結婚する日を迎えるであろう子供のため、結婚資金を貯蓄している親にその金額をうかがうと、なんと4割近くが301万円以上と回答しました。結婚式を、すぐにでも挙げられるほど十分な金額を準備している親御さまの気遣いがうかがえます。

子供の理想の結婚相手は?

子供(ご子息・ご令嬢)の理想の結婚相手として挙がった有名人は、男性は向井理さんが堂々の1位でした。

「知的で優しそう」「思いやりがあって(娘を)引っ張ってくれそう」という、しっかり者のイメージがお母さま世代に好評のようです。

また、女性の1位は、先達てお笑い芸人「東MAX」こと東貴博さんとの結婚を発表したばかりの安めぐみさんでした。『奥さんにしたいアイドルNo.1』という肩書きが、親御さまにも“息子の理想の結婚相手”と思わせているのかもしれません。

また、昨年の年間視聴率No.1になったテレビドラマのイメージからか、松嶋菜々子さんが2位にランクインしました。

「婚活ブームの中の親たち」とは?

今回のアンケート調査を通して見えてきた、独身のお子さまをもつ親御さま像は

『結婚相手に対する許容範囲は広く、婚活できない子供の事情にも一定の理解を示している。 とはいえ、昔ほど結婚の世話をしてくれるような人は周りに期待できないので、「せめてお金くらいは」と結婚資金を溜めるのに努めている。』

という、「子供の婚活・影からこっそり応援タイプ」が読み取れました。

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