【男性必読】イクメン?いや、普通です。ニューヨーカー流、幸福な家庭を築くコツ - 婚活あるある

【男性必読】イクメン?いや、普通です。ニューヨーカー流、幸福な家庭を築くコツ

2017.02.22

結婚したい。生活を安定させたい。未来写真を描く時、あなたが女性に求めるのは、家事をしてくれる専業主婦でしょうか。それとも、二人で築き上げていく幸福な家庭でしょうか。

家庭を持つには「経済力」が必要です。結婚後女性が仕事を続ける現在では、女性のみ家事育児を担当するのは、もう昔の話。仕事のデキる女性と結婚したいのであれば、あなたも家事育児能力を磨きましょう。実は「子供好き」、「料理は得意」、「掃除にはちょっと自信がある」、いずれかに当てはまるあなた。女性が求めているのは、ずばりあなたです。

2015年社会保障・人口問題基本調査によると、結婚する意思のある未婚者が結婚相手に求める条件は、男女とも「1.人柄」を考慮・重視する人が最も多いですが、「6.家事・育児の能力」、「7. 自分の仕事への理解」も大多数の未婚者が考慮・重視しているそうです。

2015年社会保障・人口問題基本調査 <結婚と出産に関する全国調査>

PR婚活あるある編集部からのおすすめ
バナー
選ばれる3つの理由とは?
No.1
独自の「婚活PDCA」で、高い確実性を実現
No.2
成婚率No.1だから出来る充実のサポート
No.3
出会いの幅が広い

独身時代に磨いた腕をお蔵入りにしない

独身時代は、あなたも掃除・洗濯・料理をやっていたことでしょう。独身時代に磨いた腕、どうぞ見せてください。パートナーが残業で遅くなる時は、あなたが料理を作りましょう。家事分担は、あなたが掃除・洗濯。相手が料理・買い物。逆バージョンもアリです。

楽天リサーチが、「料理に関する調査」を全国の20代から60代の男女1,000人を対象に行ったインターネット調査によると、男性でも約半数が「週に1回以上」は料理をし、料理をする理由は「好きだから」が約半数(48.9%)であり、「料理をすることが好きでない」(24.0%)を上回りました。対して女性が料理をする理由は「節約のため(50.7%)」、「健康のため(44.6%)」、「自分以外に作る人が居ないので、必要に迫られて(33.0%)」と仕方なくやっているのに比較すると、男性の方が女性よりも「料理好き」のようです。

外食、デリバリー、テイクアウトなども臨機応変に活用

仕事から帰って食事の用意をするのは、女性には思う以上に苦痛なもの。料理をするのは後片付けも含まれるので、疲れている時には気重に感じます。家で常にゴハンが出来ていると期待せず、週に1-2度(あるいはもっと)外ゴハンも考慮しましょう。うちゴハンは週末に集中。平日は仕事帰りに待ち合わせて、デート気分で外食も良いものです。

子供は女性だけのものではない

あなたが家庭に子供は不可欠と考えるのであれば、育児参加は必須。オムツの取り替え、ミルクを作る、一緒に遊ぶなどぜひお願いします。女性は妊娠期間ずっとお腹に子供を抱えて世話するのです。生まれたら、今度はあなたの番ですよ。しかも、可愛い子供を女性に独り占めさせるのはもったいないという話でもあります。

ニューヨーカーの結婚と育児

【男性必読】イクメン?いや、普通です。ニューヨーカー流、幸福な家庭を築くコツ

ニューヨーカーはキャリア志向で結婚が遅いため、孫くらいの子供がいる人もいますし、お互いの連れ子である場合もあるでしょう。そして、裕福な人のみならず、アダプション(血の繋がらない子供の養子縁組)は日本に比べればずっと一般的。ほとんどは共働きゆえ、男性も違和感なく家事育児に参加します。例えば、母親が事務系朝から夕方までのシフトだと、父親が夕方から働くシフトなど母親不在時育児して協力する場合も。他人の力を借りるベビーシッター普及率も高いです。

ニューヨークのパパたちは実際に何をやっている?

ニューヨーカーは二人で作った子供だから、二人で協力するのが当たり前という意識があります。

●買い物 
スーパーでは普通に男性(パパたち)の姿を見かけます。食品や日用品などの買い物は妻だけの役目ではなく。パパも協力して行います。

●料理 
例えば、夫が自宅で作業できるようなアーティストで、妻が外に働きに出ている場合、男性が料理担当というケースは少なくありません。

●ランドロマット(コインランドリー)での洗濯 
ニューヨークのランドロマットでは、男性の姿を多くみかけます(全体の半数)。特にパパ達は、洗濯機→乾燥機→たたむ、というところまでやっています。

●子供の育児
おむつの取り換え、授乳、地下鉄や街中で赤ちゃんとおぶい紐でお出かけの男性を見かけます。バギー(乳母車)を押しているパパも多し。

学校の送り迎え(半分はパパ)、父兄参観のようなファミリー参加の日(1/3から1/2はパパ)、先生との面談(1/2はパパ)、公園で遊ばせる(パパも公園デビュー)「●●ちゃんのパパ」と呼ばれ、昼間なのに何してるの?と誰も思ったりしません。 ちなみに子供は、力があって持ち上げたりだっこしたりしてくれ、あまり怒らないパパが大好きです。

幸福な家庭は自動的には出来ない

結婚したい、安定したい、幸福になりたい。でも、結婚したからといって、幸福な家庭が自動的に出てくるわけではありません。女性が子供とセットで差し出すものでもありません。「家庭」は男性と女性が力を合わせて作り上げるオリジナル。あなたが幸福になりたいのなら、同時にパートナーも幸福になるよう、どうぞ力を貸してください。


Photo by shutterstock

SNSでシェアする

青山 沙羅

NYC在住フリーランスのライター。人生のモットーは、『やられたら、やり返せ』。 あなたに贈りたい言葉は、「愛なくして、人生は輝かない 」。生まれて来た時も死ぬ時もひとり。生きている間は愛し愛されたいもの 。