【やまとなでしこ世界で恋をする】中国では、愛の大きさ＝物質的豊かさ？恋愛に「家族」が介入？

你好（ニーハオ）！　30代になってから落ち着いてきたものの、今でも相変わらず恋愛体質なアラサー女子のイヴォンヌ麗です。

筆者の独断と偏見に基づく「外国人との恋愛体験談」を国別に紹介していく当コラム、今回は「中国」男性のお話です。

中国の男性はリードするのがお好き

かなりハッキリと自分の意見を相手に伝えるせいか、自信家と言われることもある中国人男性。だからこそ・・・なのでしょうか、恋愛のシーンにおいてはリード上手かつ褒め上手な人が多いように感じます。

女性好みのデートプランを練ってくれたり、「とってもキレイ」「君が好きだ」と、恥ずかしいそぶりもなく言ってのけたり。女性は案外、このような男性の態度に弱かったりするんですよね。

「素敵な中国人男性に出会った。相手は気に入ってくれている！！」としても、次のステップが厄介です。儒教の考えが根底にあるためか、中国の人は男女ともに家族や親戚、同胞や親しい友人をとても大切にします。

なかでも両親の結びつきは強いようで、恋愛や結婚話は両親の意見なしには成立しないことも。中国人との恋愛を成功させるには、相手の家族とも親しくなる必要があるのです。

中国の女性たちと恋愛話をしていると「愛が何を意味するのか、よく分からない」という声が上がることも。

先日、中国出身の女友達と話していたときのことです。「人を愛する、という感情が分からない」という趣旨の相談を持ちかけられました。「好きで好きでたまらないってことよ！」と伝えてみたものの、納得してもらえず・・・。

別の友人たちに話を聞いてみると「お付き合いしている男性に学費を払ってもらった」「家をプレゼントしてもらった」（すなわち「自分は愛されている」と女性は認識）など、中国人男性は愛を物質的な豊かさで返してくれる側面があるようです。

私も2〜3人の中国人男性と何度かデートをしたことがあるのですが、相手がかなり年下だったとしても、デート代は相手持ち。こちらが払おうとすると「女性に払わせるなんて！！」と、振り切られてしまいます。そして、頻繁にプレゼントをくれるなどの大盤振る舞いに驚いてしまうほど。

物質的な支えがあっても「好きで仕方がないから、楽しい時も辛い時も支え合える」という気持ちがなければ、恋愛も結婚も長続きしないのではないでしょうか。そんなことも頭の隅に置きながら、素敵な恋愛をしたいですね。

子どもの頃からインターナショナルな環境で育ったこともあり、これまでにご縁のあった殿方の出身国は、マレーシア、フランス、イタリア、イスラエル、アラブ首長国連邦、中国、フィリピン、ドイツ、アメリカ、北インドなどバラエティー豊富。ユニークな視点でみなさんの国際恋愛のお力添えができればと思っています。