インスタストーリーをおしゃれに!プロが教える「映え加工」テクニック
いまや「使ったことがない!」なんて人のほうが少なくなってきている、インスタグラムの「ストーリー」機能。
ストーリー機能は通常の投稿と異なり、24時間限定で公開されるものなので、写真や映像気軽に投稿できるのがいいですよね。
さらに、文字や絵を入れたりフィルターをかけたり、アンケートやタグといった機能も簡単に使えてしまう優れもの。
ただ、いくらストーリーが24時間で消えてしまう気軽なものだとは言っても、やっぱり少しでも「映える」ものを投稿したいですよね。
そこで今回は簡単にインスタストーリーが「映える」加工のルールをご紹介します!
目次
インスタのストーリーを映えさせるには「色使い」と「構図」を知って加工すべし!
同じスポットの写真、同じような加工なのに「キレイ」と感じるものとそうでないものがあります。
「一生懸命撮影をして加工をしているはずなのに、全然映えないのはなんでなの〜!?」とお悩みの方も多いはず。
どうして同じような写真なのに映え方が異なるのか、それは「色使い」と「構図」が大きく異なるからです。
色使いと構図はプロのデザイナーさんやフォトグラファーの方でも徹底してこだわっている部分であり、これらが制作物の良し悪しを左右すると言っても過言ではありません。
なんだか難しそうに聞こえるかもしれませんが、色使いも構図も、これから紹介するルールに沿って意識するだけで、仕上がりのクオリティがグッと上がります!
人を惹きつけるようなスマートで美しいストーリー投稿をしてみたい方はぜひチャレンジしてみましょう!
色使いが鮮やかなインスタストーリーを作り上げる加工のコツ
色使いは、写真や映像の印象をガラリと変える重要なポイント。
実際、使うフィルターを変えるだけで、全然違う仕上がりになったのを体感したことのある人も多いのではないでしょうか。
まずは、色使いについて、「基本」と「応用」に分けてポイントをご紹介します!
【色使いの基本】加工に使用する色は3色
基本的に、加工に使う色は3色以内に抑えましょう!
「たくさんの色を詰め込んでポップな画にしたい」などの狙いがあったとしても、4色以内に抑えることで、一気に映える画に近づきます。
試しに、加工に6色を使った【Aの画像】と、加工を3色に抑えた【Bの画像】で比較してみましょう。
【Aの画像】
【Bの画像】
6色を使用しているAの画像が少しゴチャゴチャしている様な印象を受けるのに対して、3色に使用でまとめたBの画像は全体的にまとまっているように見えますよね!
世界の大学ランキングで東京大学よりも上の順位を獲得している名門大学「トロント大学」が行った調査では、多くの人が2色〜3色のシンプルな配色を好むという結果が出ているそうです。
多くの人がシンプルな配色を好むということは、あなたがこの「3色のルール」を意識して守るだけで、あなたの投稿に「いいね!」と思ってくれる人が増える可能性が高いということ。
自分から見ても、みんなから見ても「映え」ストーリーになること間違いなしというわけです。
なお、確実に全体のバランスを整えたい場合は、メインカラーをひとつ決めて、その色の濃淡で加工する装飾の色を選ぶと失敗しません。
また、レインボーの文字やポップなステッカーなど、カラフルなデフォルト装飾を使ったために、色の個数がどうしても多くなってしまう場合には、一番優先させたい色を決めて、他の装飾の色を一番優先したい色に合わせるようにするとうまくまとまりますよ!
【色づかいの応用】色相環を意識すれば統一感UP!
加工の色使いを決める場合には、「色相環」を意識すれば統一感がアップします。
色相環とは、以下のように、さまざまな色が色味の近い順に円状にずらりと並べられている図のこと。
色相環は色を選ぶときにとても重宝されるものです。
例えば色相環上で向かい合わせになっている色同士を補色関係といいます。
補色は組み合わせることでお互いの色を引き立てあい、画を鮮やかに見せる効果があります。
スーパーでお肉の下に葉っぱの飾りを敷くのも、肉の「ピンク」と葉っぱの「緑」が補色関係にあるためです。
このように、色相環上で、使いたい色と向かい合わせになっている色を使えばそれぞれの色味が引き立つコントラストに仕上がりますし、使いたい色の左右に並んでいる色を使えば、統一感のある仕上がりになります。
色相環が手軽に使えるアプリを使えば、外出先でもサッと色相環を確認して加工の配色が選べて便利ですよ!
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インスタストーリーがプロ級の「映える」構図のコツ
構図にこだわるだけで、ストーリーのクオリティは大幅に上がります。
特に風景などは、構図の基本ポイントさえ押さえれば、色の加工が必要なくなるほどに魅力的な画を作ることが出来ます。
構図のコツも、「基本」と「応用」に分けてそれぞれ解説していきます!
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【構図の基本】3分割法
「3分割法」は、写真やデザインを勉強すると必ず出てくる非常に大切なルールです。
言葉自体には聞き覚えがなくとも、あなたが普段目にしている映画や雑誌の構図は大体3分割法になっています!
そんな3分割法のルールはとっても簡単で、画面を縦、横にそれぞれ3等分する線をイメージして、その線上か線がクロスする点を中心に被写体や文字を並べるだけ。
同じ被写体で同じ加工でありながらも、何も意識せずに真ん中に被写体や加工を配置しただけの【Aの画像】と、3分割法を意識した【Bの画像】を見比べてみます。
【Aの画像】
【Bの画像】
3分割法を意識しているかどうかだけで、全体的な雰囲気がガラリと変わっているのがわかりますよね!
デザインのプロでない方でも、3分割法のテクニックをを知っているだけで、周りのみんなに大きな差をつけることが出来ますよ!
【構図の応用】4分割法
基本的には3分割法を意識するだけでOKなのですが、応用テクニックとして「4分割法」も覚えておくといいでしょう。
4分割法は、3分割法だと被写体の間隔が詰まってしまい、どこか窮屈な画に見えてしまうときに使います。
たとえば、空と太陽、山と湖など、広大なスケール感を表現したいときは、4分割法を使ったほうが画がきれいにまとまるのです。
ルールの内容は、縦横をそれぞれを4等分にする線をイメージすることです。
こちらは、3分割法で被写体や装飾を並べた【Aの画像】と、4分割法を意識した【Bの画像】を比較してみます。
【Aの画像】
【Bの画像】
3分割法の画像もまとまり感はありますが、4分割法の構図のほうが、周りの風景をゆったりと映せている印象がありますよね。
インスタストーリーの加工が難しく感じたら、フレーム加工アプリがオススメ!
色使いや構図を意識した加工をすればインスタストーリーのクオリティが格段にアップしますが、慣れるまでなかなか難しく感じてしまうことも…。
そんなときには、「in story」という加工アプリを使ってみましょう!
「in story」では、テーマごとに用意されているフレームの中に写真をはめ込むだけで、海外のデザイナーがデザインしたようなシンプルかつスマートな画を作ることが出来ます。
選んだテーマによっては、色やピントボケまで自動加工してくれますので、手軽に本格的なストーリー写真を作りたい方にはとてもオススメ!
「In story」は500円で一年間全機能を使い放題のアプリですが、最初の一週間はお試し期間として無料で使用できます。(2019年12月11日現在)
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使い心地を確かめてから課金できるのは嬉しいシステムですよね!
構図と配色は限りなく奥深い世界ではありますが、今回のシンプルなルールーを守ることで、あなたのストーリーの見栄えは格段にUPします!
今回の知識を活かして、「映える」ストーリーを投稿してくださいね。