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成婚ストーリー

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成婚コンシェルジュが見守った、会員様の実話エピソード集

パートナーエージェントで実際にご成婚された会員様の実話をもとにした素敵なエピソードをご案内します。

第66話

「頼れる人」

プロフィール

結衣さん(仮名)

夢と現実をしっかり見られる芯のある女性。居心地の良いパートナーを求めて…。

38歳 千葉県在住。趣味は、旅行、食べ歩き。仕事に選ぶほどのテーマパーク好き。見た目...
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夢と現実をしっかり見られる芯のある女性。居心地の良いパートナーを求めて…。

38歳 千葉県在住。趣味は、旅行、食べ歩き。仕事に選ぶほどのテーマパーク好き。
見た目は華奢で可愛らしく、おとぎの世界も好きだが、しっかりとした考えを持つ芯のある女性。真面目で、並行して多くのお相手と交際することは望まなかった。紹介数29名。コンタクト率24.14%。入会から5ヶ月で成婚退会へ。

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信吾さん(仮名)

やさしい反面男らしさに欠けることが悩み。頼れるパートナーを求めていたが…。

42歳 東京都在住 趣味は、ジム、読書、映画鑑賞。税理士としての仕事が安定してきたこと...
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やさしい反面男らしさに欠けることが悩み。頼れるパートナーを求めていたが…。

42歳 東京都在住 趣味は、ジム、読書、映画鑑賞。税理士としての仕事が安定してきたことから結婚を考えるようになった。
やさしく思いやりはあるが、男らしくないところがあることをコンプレックスに感じ、頼りがいのあるパートナーを求めていた。紹介数150名。コンタクト率28%。入会から11ヶ月で成婚退会へ。

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ストーリー

「頼れる人」

頼れる女性を求めていた男性が、頼もしい姿に変貌。成長を引出す出会いを後押しした成婚コンシェルジュのサポートとは。

理想の女性は頼もしい人
信吾には、婚活をする上での大きな制約があった。税理士と言う仕事柄、年度末の3ヶ月は激務で一切活動ができないのだ。「お茶くらいはできませんか?」「月に1度でもダメですか?」という成婚コンシェルジュの中村の問いに「無理なんです」との答え。入会したのが6月。1月から会えなくなっても、お互いに安心して交際を続けられるようなお相手を12月までに見つけられるかどうかがカギになると中村は考え、そのための活動を提案していった。
しかし、活動は思うように進まなかった。信吾は自身も認める男らしくないところがあり、そんな自分を引っ張っていってくれるような、見た目も性格も頼れる大きな女性との出会いを求めていた。希望に沿って紹介される女性に会い、信吾は「まさに理想通り!」と盛り上がったが、女性からは「男として頼りない」と断られることが続いたのだ。中村は思った。「体格の大きな女性こそ、自分を引っ張っていってくれるというのは信吾さんの思い込み。信吾さんの良さを理解してくれるのは、信吾さんの理想とは違うタイプなのではないか」と。
ラストチャンスに舞い降りた天使
そんなときに、紹介されたのが結衣だった。結衣は、華奢で可愛らしく、パッと見の印象では、決して頼りがいのあるタイプではない。しかし、「真面目でとてもしっかりした女性」という専任の成婚コンシェルジュの後押しもあって、中村は会ってみることを信吾に勧めた。季節は、クリスマス。年が明ければ激務で活動できなくなる信吾にとってはラストチャンスと言える日に、天使は舞い降りた。
話し始めてすぐに、信吾は結衣の内面に惹かれていった。可愛らしい容姿からは想像しなかったしっかりとした考え方。親を大切に思う気持ちや、将来を見据えた計画性など、価値観も似ていた。結衣の気持ちは分からなかったが、年末までになんとかもう1日デートを重ね、信吾は激務の3ヶ月に突入した。
欠かさないメールがつないだ3ヶ月
成婚コンシェルジュの中村は気が気でなかった。2回会っただけで、3ヶ月も会えなくなるなんて、結衣の気持ちが離れていっても仕方がない。中村は折を見て信吾に連絡し、「メールだけはしてくださいね」とアドバイスを送った。信吾は、中村のアドバイスに素直に従い、睡眠時間3時間という毎日の中でも、2日に1回は結衣へのメールを続けた。そして2月に入った頃、結衣から専任の成婚コンシェルジュに嬉しい連絡があった。紹介をストップして、信吾とじっくり向き合いたいというのだ。
「信吾さんは見た目はタイプではないけれど、居心地がいい気がするんです。仕事で大変なはずなのに、メールには愚痴めいた話は全然ないし、逆に私のことを気遣ってくれたりして。もう一度会ってみたいです」
信吾の仕事が落ち着く頃には交際期限が来てしまうことを気にしていたが、中村も結衣の専任の成婚コンシェルジュも、もちろん期限の延長を歓迎。2人がうまくいくことを心から願った。
見た目の好みより、居心地の良さ
3月下旬、信吾が仕事から解放されてすぐに、二人は再会した。そして3ヶ月の空白を埋めるように、週に2回以上というハイペースでデートを重ねた。食事に行ったり、公園で桜を見ながらボーっとしたり。嬉しいことも、楽しいことも、直してほしいと思ったことも、素直に伝え合い、感動を共有する。それは信吾にとっても、結衣にとっても、居心地の良い時間だった。お互いに見た目のタイプは違ったはずだが、まったく気にならなかった。3ヶ月のメールで温めてきた恋の予感はあっという間に確信に変わり、再会の1ヶ月後には成婚退会を決めた。
支えてくれる人のために、強くなる
中村は、成婚退会の報告に来た信吾を見て驚いた。男らしくないところがコンプレックスだったはずの信吾が、自信に満ち溢れた姿になっていたのだ。あんなに「引っ張っていってくれる頼もしい女性がいい」と言っていた信吾が、結衣をリードして歩く頼もしい後ろ姿は感慨深く、中村は心からの祝福で送り出した。
後日、信吾から届いた入籍を知らせるメールには、こんなことが書かれていた。
「勉強や仕事ばかりだった僕に、結衣は僕の知らない新しいことをたくさん教えてくれるんです。それがものすごく楽しい。たぶん、結衣の方が僕よりしっかりしているけれど、そんな結衣をずっと守っていきたいと、強く思っています」
支えてくれる人がいるから、守りたいと思う。守りたい人がいるから、強くなる。信吾の変貌の理由がしみじみと伝わり、中村の心は温かい気持ちで満たされていた。
成婚につながる活動術専任の成婚コンシェルジュからのアドバイス

自分の尺度で決めつけていないかどうか、
見つめ直すことも大切。

ご入会時、これまでの人生経験や恋愛経験から、「この大学出身の人、この職業の人は、こんなタイプ」「こう言われたら、こう思われている」など決めつけて考えてしまう方が、比較的多くいらっしゃいます。けれども、人の性格や考え方、行動は、そんなに簡単に量れるものではないと思います。自分の物差しに当てはめて出会いの機会を狭めないこと、お相手の言動から胸の内や今後の展開を想像して勝手に落ち込んだり諦めたりしないことは、良いご縁を掴むためにとても大切なことです。私たち成婚コンシェルジュは、視野を広げるためのサポートをしっかり行います。「こう思われていそうで不安」といったご相談も遠慮なくしてください。今までお付き合いした方と全く違う方や、思ってもみなかったような方とパートナーになることは珍しくありません。ぜひ色々なタイプの方とお会いして、新しい出会いを楽しんでください。

成婚コンシェルジュ

中村 Nakamura

会員様の視野を広げ、今までと違う角度でお相手や自分自身を見られるようなサポートを大切にしている。

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