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成婚ストーリー

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成婚コンシェルジュが見守った、会員様の実話エピソード集

パートナーエージェントで実際にご成婚された会員様の実話をもとにした素敵なエピソードをご案内します。

第53話

「父への最期のプレゼント」

プロフィール

麻里子さん(仮名)

病気の父への結婚報告を願う、やさしさと芯のある女性。

39歳 北海道在住。趣味は、野球観戦、美術鑑賞、ミュージカル鑑賞、イラスト、天体...
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病気の父への結婚報告を願う、やさしさと芯のある女性。

39歳 北海道在住。趣味は、野球観戦、美術鑑賞、ミュージカル鑑賞、イラスト、天体観測。30代半ば頃に父親が病気で入院。存命中になんとしても結婚の報告をしたいと思い婚活をスタート。他社のパーティーにも行ったがうまくいかず、1年以内に決めたいと思いパートナーエージェントに入会。紹介数20名。コンタクト率50%。入会から18ヶ月で成婚退会へ。

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優一さん(仮名)

やさしく真面目。でも、少ない出会いを結婚に結びつけられず…。

41歳 北海道在住 趣味は、サイクリング、スポーツジム、写真、家庭菜園。やさ...
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やさしく真面目。でも、少ない出会いを結婚に結びつけられず…。

41歳 北海道在住 趣味は、サイクリング、スポーツジム、写真、家庭菜園。やさしく真面目だが、職場では出会いがない。過去に婚活パーティーでカップルになったこともあるが、結婚まで続かなかったため、サポートのあるパートナーエージェントに入会。41歳誕生日の入会で、1年で結果を出すことが目標。紹介数23名。コンタクト率69.57%。入会から12ヶ月で成婚退会へ。

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ストーリー

「父への最期のプレゼント」

お互いに、1年以内に決めたい理由がある中、女性のリミットが迫る。成婚コンシェルジュのサポートが女性の背中を押した。

成婚コンシェルジュも想いは同じ
麻里子には、1年以内にお相手を見つけたい理由があった。
それは、医師から「長くはない」と言われている父のことがあったからだ。「大好きな父に結婚の報告をしたい」。その想いがいつも麻里子を後押ししていた。
紹介されたお相手には、積極的に会った。会ったときには、できる限り自分をアピールし、お互いを理解できるようにがんばりもした。しかし、話をしてみるとピンとこなかったり、自分が好意を持ってもお断りされたり、なかなか思うように進まないことが続いた。
成婚コンシェルジュの金子は、ときにくじけそうになる麻里子を励まし続けた。「絶対に、お父様に幸せなご報告をさせて差し上げたい」。その気持ちが金子を突き動かしていた。
同時には高まらなかった気持ち
そんなときに出会ったのが優一だった。初めて会った瞬間、麻里子は今までの出会いにはなかったトキメキを感じた。優一の話は面白く、自分の話もきちんと聞いてくれる。やさしさがにじみ出ていて、一緒にいると心が落ち着いた。すぐにでも自分から真剣交際を申込みたいくらいの衝撃的な出会いだった。成婚コンシェルジュの金子は、優一との幸せなひとときをかみしめるように報告してくれる麻里子の姿を見て、とても嬉しかった。
しかし、残念なことに優一の想いは、麻里子ほどには高まっていなかった。
入会から8カ月が経つ麻里子に対し、優一は入会から間もない。「麻里子さんは確かに良い人だが、他の女性とも会ってみたうえで考えたい。まだ麻里子さんひとりに決めることはできない」それが優一の答えだった。
丸一日を共に過ごしても、友だち以上に進めない
その後も、麻里子と優一はデートを重ねた。麻里子の想いは募るばかりだが、優一の気持ちは固まらない。
麻里子の1年というリミットが迫る中、金子は優一に対してひとつの提案をした。それは、朝から晩までの長時間デートをしてみることだった。同じ北海道内とはいえ、二人の住む地域は離れている。そのため、いつもデートは会って食事をする程度の短時間だった。丸一日一緒に過ごしてみれば、夫婦として長い時間を共にするイメージがつくのか、つかないのか、短時間では分からない何かが見えてくるだろうと考えたのだ。
この頃には、優一も麻里子以外の女性とは会っていなかった。麻里子に対し好印象を持っていることは確かだったが、初めての丸一日デートを終えた優一の口から出たのは、「やはりまだ、友だち以上の感覚を持てない」という言葉だった。
バレンタインの告白
その頃、麻里子の父親の様態は思わしくなかった。
仕事と父親の看病に追われる毎日だったが、それでも麻里子はなんとか時間をつくって優一に会いたい一心だった。
金子は優一に、麻里子がそれほどの気持ちでいること、ダメならダメで断らなければ期待したまま次に進めない麻里子がかわいそうだということを伝えた。そのときの優一の様子を見ていても、決めかねてはいるが、麻里子に好印象を持っているのは間違いなかった。成婚コンシェルジュを通して気持ちを届けるには限界がある。
金子はすぐに麻里子に連絡をし、麻里子自身の言葉で優一に直接想いを伝えることを提案した。「待っているだけではこの状況は変わらない」「女性から告白したっていい。その方がうまくいくことが多い」そんな金子の力強い言葉に背中を押され、麻里子は間近に迫ったバレンタインに告白することを決めた。
実のところ優一も、金子から「ダメなら断らなければ」と言われたことで、そろそろ真剣交際に進む告白をしなければと考えていたところだった。そこへ、麻里子からの告白。優一は思った。「女性に告白させてしまうなんて男として恥ずかしい。これからは自分が男らしく、彼女を支えていきたい」と。
熱い涙の成婚退会
それからは、あっという間の出来事だった。
1週間も経たないうちに真剣交際、その翌日には成婚退会となった。退会の報告をしに金子のもとに訪れたとき、麻里子は金子との1年半を振り返って泣きだしてしまった。
隣で少し困ったように、でもやさしい笑顔で見守る優一を見て、この二人なら結婚までの道を、そしてその先に続く長い道のりも一緒に歩んでいけると、金子は確信した。
きっとお父様にも二人そろってご報告できるだろう。病床のお父様にはこの上ない贈り物になるだろうと思うと、金子の目からも熱い涙があふれていた。
成婚につながる活動術専任の成婚コンシェルジュからのアドバイス

男性は一呼吸おいて相手の気持ちを確認。
女性は積極的にアプローチを。

男性は、お相手の気持ちが温まる前に一方的にアプローチして失敗してしまいがちなところがあります。一方で、多くの女性は男性からの告白を待ってしまいがちです。まずは、お互いの気持ちを確認し合うことが大事ですが、今回のケースのように両方が好印象を持ちながら男性に迷いがあるときは、女性からアプローチした方がうまくいくことが多いんです。私たち成婚コンシェルジュも、女性、男性、双方の気持ちを確認して、ベストなタイミングを計った後押しをしていきます。けれども、成婚コンシェルジュを通して「お相手も同じ気持ちですよ」と伝えただけでは、本当の気持ちは伝わりません。最後は、自分自身の言葉で直接相手に伝えることが大切。それが男性からである必要はありません。お互いが好印象を持っているなら、迷いなく進める方が一歩を踏み出してください。それが二人の一歩につながります。

成婚コンシェルジュ

金 子 Kaneko

会員様の悩みに寄り添い、時には厳しく励まし続ける伴走力を強みに、多くの成婚を後押ししている。

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