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成婚ストーリー

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成婚コンシェルジュが見守った、会員様の実話エピソード集

パートナーエージェントで実際にご成婚された会員様の実話をもとにした素敵なエピソードをご案内します。

第43話

「努力のベクトル」

プロフィール

直美さん(仮名)

素朴な可愛さが魅力。仕事優先、プライベートの時間がなくて…。

28歳 横浜市在住 趣味は音楽観賞、登山、ホームパーティ。メーカー研究職。仕事に集中す...
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素朴な可愛さが魅力。仕事優先、プライベートの時間がなくて…。

28歳 横浜市在住 趣味は音楽観賞、登山、ホームパーティ。メーカー研究職。仕事に集中する日々を過ごしてきたが、一念発起で入会。 可愛らしい風貌だが、メイクや服装には手をかけないタイプ。仕事優先で活動の時間も思うようにとれずにいたが、ひとりの男性との出会いで変化が。しかし、価値観の相違で破局し、一度は退会を決意する。その後、浩一郎からの熱烈なアプローチを受け、成婚退会へ。紹介数102名。コンタクト数39名。入会から2年3ヶ月で成婚退会。

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浩一郎さん(仮名)

知的でスマート。おおらかな人柄。離婚で傷ついた心を抱えていて…。

34歳 川崎市在住 趣味は映画観賞、ゴルフ。建築会社経営。離婚を経験。家族をつくり...
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知的でスマート。おおらかな人柄。離婚で傷ついた心を抱えていて…。

34歳 川崎市在住 趣味は映画観賞、ゴルフ。建築会社経営。離婚を経験。家族をつくりたくて入会。 若くして起業し、実績を重ねてきた。結婚したが、子どもを失ったことをきっかけに離婚。家族を求めて活動を開始した。多くの女性を惹きつけたが、直美に強く惹かれ、積極的なアプローチしで成婚退会へ。紹介数23名。コンタクト数5名。入会から4ヶ月で成婚退会。

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ストーリー

「努力のベクトル」

努力しても報われない...
活動に傷ついた会員を奮いたたせ、
運命の出会いに導いた成婚コンシェルジュのサポートとは。

友だちのように身近な立場で
成婚コンシェルジュの古山を前に、直美はとまどいの表情を浮かべた。結婚を相談する相手といえば、母親ほど年齢が離れているものだと思っていたようだ。古山は、そんな彼女が安心できるよう、活動計画を明確に話し合った。研究職というだけあって、目標設定や、そこに向かうプロセスを検証し、計画に見直しをはかる仕組みを理解するにつれ、少しずつ直美が心を開いていくのが伝わってきた。そのうえで古山は、母のような包容力ではなく、身近な友だち、もしくは少しうえのお姉さんといったスタンスで接したいと考えた。研究職は男性が多い職場で、同僚に女性が少ない。身近な女性視点が得られないことに対し、提供できるものがあると感じたからだ。そんな気持ちを受け止めてもらえたのか、直美と古山の間には、なんでも話し合える信頼関係が築かれた。
ふたりの約束
しかし、信頼関係とは裏腹に活動は思うようにいかなかった。直美が理想としたのは、仕事に熱心な人。それに対し、直美も仕事が忙しい。交際が成立しても、デートの日取りがあわずに自然消滅するケースが続いていた。そうしたなか、直美の心に迷いが生じ「自分は本当に結婚したいのだろうか」という疑問を抱くまでになってしまった。そこで古山は「条件にあうお相手の紹介だけに徹底します。最低限、その方たちとは会ってください。それと出会いの機会を増やすために、わたしが提示するイベントには仕事を調整してでも参加してください」と伝えた。信頼関係をベースに、ふたりの約束ごとにしたのだ。これにより、直美のなかに再び頑張ろうという意志が芽生えた。意中の彼があらわれたのは、それからすぐのことだった。
報われなかった努力
直美の外見は、どんどん磨かれていった。メイクにも力を入れ、服装も華やかなワンピースなどが多くなった。意中の彼が理想とする女性になろうと努めているのだ。それは一見すると喜ばしい変化だったが、古山は懐疑的だった。直美らしさが損なわれていると感じていたからだ。もちろん、好きな男性の色に染まるという幸せもある。その点を踏まえ、古山は見守ろうと決心した。直美が助言を必要としたときに、いつでも対応できるように最適な距離で伴走することにしたのだ。しかし、悲しい結果が待っていた。男性から「自分の理想と違う」と宣告されたというのだ。失意にくれる直美。それまで進学でも、就職でも、仕事でも、努力したことは必ず結果につながった。でも、この活動は違う。努力が報われない。直美は涙ながらに古山に訴えた。
失意を超えて
直美からの連絡が途絶えた。古山がメールや電話で呼びかけても一切返事がない。このまま退会となる可能性もあり、どうサポートしていいか判断に迷う古山だった。このまま時間を置いたほうがいいのかもしれない。しかし、努力家の直美を思えば、それは逆効果と思えた。時間をおけば、活動とは違うところに努力の方向性を見出すことになるだろう。もちろん、結婚がすべてではない。仕事に生きがいを見出すことを否定するつもりはない。しかし、一度でも結婚を考えたのならば、失恋を乗り越えて自分が納得できるゴールを手にしてほしい。それが、直美にとっての活動意義だと考えたのだ。古山は受話器をとると、直美の留守番にふだんとは違う、緊迫感をともなう声音でメッセージを残した。「このままの状態でいいのですか。」それは、直美を想う厳しくも愛情のこもったメッセージ。古山と直美の関係性があればこそ許される、聞き流すことのできないメッセージであり、直美に火をつけるに充分な力を持っていた。再び活動を開始した直美。いくつか交際も成立した。しかし、失恋を引きずっているのは古山の目にも明らかだった。相手の理想にあわせようとした行為で自分を失いかけていただけに、そのあとの喪失感が大きいのだ。
重い扉を開けて
そんな折、浩一郎が入会してきた。直美の理想とは相違があったが、古山は、ふたりの相性は合うと直感し、直美を説得して紹介につなげた。結果、交際にまで発展した。しかし、相変わらず直美のテンションは低いばかりか、退会も視野に入れ、リフレッシュの旅に出ると伝えてきた。それを知った交際中の男性たちは、直美を引きとめようとアプローチしたが、決心は固く、扉は閉ざされたままだった。あきらめる男性たち。だが、しかし、ひとりだけ異なる反応をしめした男性がいた。浩一郎だった。拒否されても、拒否されても、ひるむことなくアプローチを重ねたのだ。そして帰国した直美を飛行場で待ち受けると「退会するのもいいけれど、僕らの間には何もはじまっていないですよね。きちんとお互いをしったうえで退会しても、遅くはないのでは」と訴えたのだ。その瞬間、直美の重い扉が開かれた。そして数ヶ月の交際を経て、ふたりで成婚退会の日を迎えることとなったのだ。挨拶に訪れた直美は化粧っ気もなく、ラフなジーンズスタイル。飾らない笑顔の直美を前に、胸を熱くした古山だった。
成婚につながる活動術専任の成婚コンシェルジュからのアドバイス

あきらめない気持ちと積極的なアプローチが幸せをひきよせます。

成婚コンシェルジュに頼ることができるのは、パートナーエージェントならでは。自分が向かう方向、努力のベクトルを共有しながら、ときにはご自身にない視点を得て、幸せにつづく道筋を見出してください。一方で、あきらめない気持ちは、自分の内側から生まれるもの。想定外の出来事も多い活動を乗り切り、積極的にアプローチしていく。ときには痛みをともなうけれど、ぜったいに幸せになると信じて進む人が幸せをひきよせます。一緒に頑張りましょう。

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